胸キュンってなんだ?
ジャニーズタレントたちが少年俱楽部や各雑誌で行っていることの一つに、いわゆる”胸キュン”がある。
多くのジャニオタの方々はよく知っているだろうが、敢えて説明すると、現場に来てくれたり、その映像を見てくれたりしているファンの女の子たちや読者を好きな人に見立て、お題やテーマに合わせた胸ときめかせる一言を言う、という一芸みたいなものだ。
以前、妹に「そういうのどんな気持ちで見てる?恥ずかしくなっちゃってみれないんだよね」と言われた。
妹はかつてジャニーズを応援していたのだが、当時は小中学生でそういうことをあまり考えていなかったのだろうか。
好きだった彼らも既に結構大人だったからそういうのやっていなかった可能性もある。
とりわけ私がはまっているのが King & Prince と SixTONES で少クラでも度々見かけるから疑問に思われたんだろう。
私も以前はアイドルと付き合えるわけでもないのに、ドキドキさせることを目的とした演技されてもフリってわかってるから冷めるし、あぁアイドルは大変だなぁと思うくらい冷めた目で見ていた。
なんなら、よく彼らはあんな恥ずかしいこと即興で言えるな、アイドルは恥ずかしいわとすら感じていた(ごめんなさい)。
そんな私がいつものようにティアラの皆さんのTwitterを見ていた時。
キンプリたちが番組か何かで「本当にこの曲(Bounce to Night)ファンの人たち好きだよね」ってコメントしていたのに対して、「脱いだら喜ぶと思ってるキンプリたちのために私たちは喜んで歓声を送っているんだよ」的なニュアンスのツイートをされているのを見つけた。
私はそれを見て、これだ!!!!!!!!!って思った。
そう、私たちファンは、アイドルがファンが喜ぶと思ってしてくれていることに対して喜ぶことが本来あるべきアイドルとファンの関係なのでは?と思ったりした。
アイドルが実際にやること全てが賛同されるべきではないし、否定的な意見をもつことが悪だと思っているわけでもないけど。
それに気づいてからは、胸キュンに素直に喜べるようになった。
でも、アイドルアイドルしてる彼らを見るにもスイッチが必要で、そのスイッチオンにしたら大丈夫だけど、そうじゃないとまだ恥ずかしくてみれないかもしれない。
特に、現状リアルの私は恋人と別れたばかりで、恋愛的な行動や接触が相手が誰でも私は気持ち悪いと感じてしまって出来ないから、相手に申し訳ないかなと思って一人よがりかもしれないけど自分から言い出して別れたわけで
それなのにリアルではないかもしれないけど、超絶恋愛的な彼らを見るのにはそれはスイッチがいる。
知らない人の作り話の中の恋愛のあれこれなんて興味ない、なんて少女漫画とか読まずに生きてきた中高生時代のことを思えば丸くなったなというか、いろんなことを受容する力がついたな、という感じはするかな。
それはともかくとして、自分たちの上裸でファンがすっごい喜ぶと思ってるキンプリたちはめっちゃかわいい。